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あやかし百鬼夜行

第10章 終戦


ー涙雨sideー



光に包まれたかと思うと、皆がいた。

なんか、すっごい驚いた顔をしている。

………どーゆー状況なんだっけ?

涙「えー………っと……………あの……私、何してたんだっけ?」


海「涙雨っ!!!」

足「お頭様っ!!」

由「涙雨さんっ!!」

海御前が抱きついてきた。

涙「うわぁっ!!え、な、何?!どしたの?!海御前?てか、皆なんでそんなに驚いてんの?」

海「大丈夫ですかっ?!どこか、おかしいところは無いですかっ?!」

涙「え?あ、えーと、うん。大丈夫……だよ?」

海「あぁ……!!良かった………!!」

良く見たら、海御前が泣いている。

足洗も以津真天も。

ふっと横を見ると、來賀がわなないてる。


あり得ない、とでも言いたさげに。






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