第8章 館
涙「着いたね~。」
海「案外あっさり来れましたね……」
お「賊の本拠地なので、うようよ居るかと思っていましたが………本当に誰も居ませんでしたね。」
首「まぁ、なんでも良いけど。とりあえず、頭助けに行こうぜ!」
権五「焦んなよ。」
だからさぁ~、首吊りはいつも気が早いんだってば~。
足「お頭様、何か作戦とかは無いんですか?」
涙「ん~?あるよ~♪」
私の一言に皆が驚いてこちらを向く。
涙「もちろん~…………強行突破~♪」
皆「「………………やっぱり……」」
海「お頭様に期待した」
足「私達がバカだったわね………」
涙「あ~、ヒドイなぁ海御前と足洗~。ちゃんとした作戦だよ~?」
お「まぁ、そうですね。では強行突破で行きましょう。」
権五「マジかよ………」
涙「じゃあ、合図出すよ~?3、2、1………………突撃~!」
ドカンっと館の扉が外れ、皆が一気に館の中に侵入した。