第1章 隠された想い〜信長〜
あかりの心の中
もーーーー!!!あれは心外だよっ!絶対私から謝んない。絶対信長様から謝んないと許してあげないんだから!!
〜あかりの回想シーン〜
あかり「ふわぁぁ…綺麗な人だったなぁ。」
一刻前、隣国の大名が姫を連れて信長様と初見をしていた。
勿論、あかりも信長と共にその場におり、話を聞いていた。
…まぁ、話はあまり理解出来なかったが。
信長「それなりにはな。」
あかり「すごく大人っぽくて、色白で髪を結い上げている姿が同性から見ても何だか雰囲気でて…私もあんな大人な人になりたいです」
とあかりは笑いながら信長に言った。
すると、思いもよらないことを信長があかりに言った。
信長「貴様は今のままで良い。まぁ、なったとしても三日坊主になるだろう。無理に大人ぶるな。」
信長はありのままのあかりが良いと言いたかったのだろう。しかし、その意はあかりに伝わらなかった。
あかり「ーーーっ。子供扱いしないでください!!」
それで今、冒頭に戻るわけだ。