• テキストサイズ

A N I S A K I S .

第4章 お弁当





クロウ
「さて…行こうか。」








そう言うとクロウさんが私に手招きをし、


自分の側に来いと誘導する。








魅菜
「あっ、はい…」








私はクロウさんの元に…










クロウ
「俺に抱きついて。」









魅菜
「!?」








(え!?なんで(;´д`)!?)








男の子と手を繋いだ事しかない私にとって…



異性に抱きつくなんて未知のスキンシップだし、



なにより死体の側でなんて事を!!状態……









クロウ
「ほら、早くおいで。」









魅菜
「やっ、やれません……💦」








クロウ
「ん(・ω・)?なんで?」









魅菜
「なんていうか…ご遺体の横で不謹慎かなって……」









クロウ
「え(・Д・)?不謹慎??

……あっ…なるほどそう言う事か。

大丈夫、大丈夫…

俺に抱きついた瞬間にはもう違う所に居るから( ◠‿◠ )」








魅菜
「ち、違う所((((;゚Д゚)))))))!?」









(あの世!?)









不気味な笑顔が、


"あの世"と言っているようで更に私を不安にさせる。






/ 827ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp