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A N I S A K I S .

第29章 眞事くん!ついに始動する!





【黒視点】




家族が就寝した深夜…


俺はそっと家を抜け出しあの世の閻魔に逢いに行き、


人を呪い殺した奴のリストを受け取り…


そのリストに乗ったやつを一晩で暗殺する。


が、いつものパターンだが…










閻魔
「今宵のリストは無い。」







「無い?…へぇ、珍しいですね。」






(今晩は稼ぎ0か…

それなら早く帰って魅菜でも抱くか……)







閻魔
「……黒、

いつもよく働いてくれているから

為になる情報を提供してやろうか?」








デカイ椅子に座った中年太り中の閻魔が偉そうに俺に言ってきた。









「為になる?なんですかそれは?」









閻魔
「ほらお前の嫁さん…なんて言ったかな…ほら……」












「…魅菜…ですか?」










閻魔
「そうそう魅菜ちゃんね。

…近々、死亡するリストに入ってるみたいだそ。」










「え!?なんで!!??」









俺は閻魔詰め寄る。









閻魔
「不老不死…ではあるけど、

それが通じないパターンもあるだろ??」








それが通じないパターン…


となれば…原因は1つしかない……








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