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A N I S A K I S .
第28章 三年後
魅菜
「はぁ…(;´д`)もぅ…」
そして追いかける家族を眺めて私は深い溜め息を吐いた。
我が家の日常…
私の幸せ……
(さてと…夕食の続きを……)
こんな幸せな日々がずっと続くって、
思っていたけど…
それは砂上の城のようにまるで儚いひと時だった。
魅菜
「ッ……」
お勝手に戻ろうとした私の胸に激痛が走った。
思わず床にしゃがみこむ…
(また…だ……)
実は少し前から胸がたまに痛んでいた。
でも家族には言ってない。
絶対に心配するに決まっているから……
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