第3章 身売り
白梅
「出来るわけねぇーだろ!!!!!
クソアマ!!変に勘ぐりやがって!!!
畜生!!黒をジジイにして、
さっき渡した報酬を奪い返すつもりだったのにぃ!!
キィーッ!!」
"バタバタバタバタ!"
余程計画を邪魔されて頭にきたのか、
目を血走らせ私に詰め寄る白梅さん。
白梅
「このクソあ……」
役人
「こら、白梅衣!
お前は報酬を受け取ったのだから、
その人の子から離れなさい!!」
さっきの門番のオジちゃんよりも、
ずっと綺麗な服装をしたオジさんが現れた。
白梅
「……ッ……」
そして白梅さんはいとも簡単に私から離れた。
黒
「………」