第24章 あれ?もしかして◯獄◯女好き?はい好きです。
不思議な事だけど、
そこにあったななみちゃんの死体も血液も全て…
数分後には細かいどす黒い粒子になって
開いていた窓から空へ舞っていった。
黒
「アイツは…これから本当の寿命まで…
ひたすら苦しみだけを受けて過ごしていく事になる……」
朝日が射し込む窓から外を眺めながら黒さんが、
ポツリと吐いた。
魅菜
「本当の寿命…?」
(今って平気で80歳まで生きれる時代だから……
ななみちゃん………)
ななみちゃんの先を考えると苦しくなる。
自業自得なのだろうけど…私にとっては友達だったから…
黒
「…ほら、帰るぞ!」
魅菜
「……うん」