第23章 と•も•だ•ち
妊娠中期…
だいぶお腹が目立つようになってきた頃、
久々に妖界で"お見合い"が開かれることになり
ポスターを見て集まった人間の女性達が役所に集められていた。
黒
「役所に行ってきたんだけどさ…」
※前回のようにならない為に、
確かな腕をもつ妖怪が交代で護衛をすることになった。
黒さんもそのメンバーの1人。
家の縁側で黒さんとのんびりお茶を飲んでいる。
魅菜
「うんうん。」
黒
「いやー、でも…不細工ばっかでさ!
魅菜みたいに可愛い女…居なかったぜ( ˘ω˘ )」
(一応、品定めしてきたのね(´・ω・`)
ムカつく…)
そう…私は妊娠中だからかちょっとした事でイライラする。
魅菜
「そうなんですね…」
黒
「改めて思ったけど魅菜は……
やっぱ可愛いよ、ほんと可愛い。」
魅菜
「!!」
なぜかグッと身体を寄せてきて私を見つめてくる黒さん。
(ち……近いよ(*´ω`*)もぅ💦怒るよ!もうっ💦)←嬉しい奴
黒
「嫁にして…ほんと良かった……」
そして湯呑みを持っていた私の手を、
包んできた。
(ほんと…なっ、なあに?突然…(#・Д・#))