第20章 隣の畑は奇妙に見える
魅菜
「嫌です💦」
金太郎
「嫌…だと?」
魅菜
「はい!嫌です!!」
金太郎
「…ふぅーふぅー…それなら無理矢理…」
(引き抜いてやる!??)
私は頭をおさえた。
もし一本じゃなくいっぱい引き抜かれたら…
金太郎さんと同じ頭になっちゃう…
もう黒さんに愛されないかもしれない…
(だったら!!)
私は…
戦う!髪を守る為に!!
魅菜
「金太郎さん!!
貴方はお空にファーザーがいる!
でも私は丸腰状態……
だから貴方の…こ…股間の斧を私にください!」
金太郎
「なんだ?俺と戦ってまで…あの男の嫁としての定を守りたいのか!!」
(当たり前…愛されたいもん!!
この際、股間に入ってた斧でも構わない!!
金太郎さんを…殺るしかない!!)
"ポスッ…"
金太郎
「分かった…お前にこれをやる……
だが約束しろ、お前が参ったと言った時点でお前の負けだ。
分かったか?」
魅菜
「…えぇ…」
(禿げたくない禿げたくない禿げたくない禿げたくない……)