第18章 17歳の母、黒の親戚に反対される…の巻。ブサ猫ルーノの改名。
黒
「駄目だ!誰がなんて言おうと、
俺の嫁は魅菜だけだ!!」
魅菜
「黒…さん…(´;Д;`#)」
"バンッ!"
黒様はタエ子の肩を押して近くの親戚に押しやった。
親戚
「タエ子!!」
黒
「…無駄だとは思っていたけど、
やっぱり無駄だったな……!!!
誰がなんと言おうと祝言は挙げて嫁にする!!
てめーら!全員……帰れってんだ!!!」
(黒様…なんと(=゜ェ゜=)!!)
親戚
「一族の裏切り者め!!!ペッ!!」
"ペチャ"
頭にきた親戚が黒様の顔に唾を吐きかけた。
黒
「………」
青ざめる親戚達…
静かに広がる黒様の殺気…
そして…
親戚
「きゃ……きゃあああ!!!」
そして大半の親戚が我先にへと逃げていく。
何故なら…
ルーノ
「ふんぎゃあああ!!!」
化け猫本来の姿になったオレが、
唾を吐きかけた野郎の頭を噛み千切ったからだ。
黒
「ルーノ!!お前!」
魅菜
「ルーノくん💦」
正々堂々と頭を下げて結婚の許しを乞うている黒様に
唾を吐きかけた事が…許せなかった。
(なんだこの感情は!!俺は黒様も奥様も恨んでいたんじゃなかったのかよ!?)
ルーノ
「…ゔっ、まず…吐き出しそ……」
魅菜
「ルーノくん!厠!厠で吐いてきて!!」
"ビチャビチャ"
俺はその場で吐いた。