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A N I S A K I S .

第2章 ムーンライト





私はとりあえず、


木の根元に座らせられた。








白梅
「人攫いっていうやり方は確かに汚いかも知れませんわね、

だけど…問題はないはずですわよね?」









クロウ
「問題はない。」









白梅
「それなら…」









クロウ
「…人間の身体は俺たちより遥かに脆い…

もう少し丁寧に扱った方が良い。

幾ら上玉でも傷物は誰も娶らない…」








そう言うと、


クロウさんは黒さんや白梅さん…そして私の前から…


暗闇に溶け込むように姿を消した。










魅菜
「( ;´Д`)え…」







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