第15章 お祭り!
折れた幹…光った部分に…
顔がぐちゃぐちゃになった十二単を着た小さな人の様なものが死んでた。
黒
「……許せねぇ!!いってぇ誰が!!」
←拳を握りしめ怒りで表情を歪める仕草をしながらナレーション
魅菜心中(お前だよ!!)
悲しむ暇はないだろ…
嘆いている場合じゃないだろ!!
コイツの為に俺が出来ることは…
俺は急いで側に穴を掘り始めた。
…このままではいけない気がするからだ!
魅菜心中(だろうね…見つかったら殺人犯だもんね…)
掘った…俺は狼の姿に変化して掘り続けた
そして…
深く掘れたところで、
俺は生ゴミを捨てるかのようにそいつを投げ入れ…
黒
「…手間かかせやがって…」
そして埋めた。
一応、殺したのは自分じゃないけど…違うけど…違う…
違う…違う!!俺は殺ってない!!!
殺ってないってんだよ!ブス!!
そんな目で俺を見るなってんだ!!
魅菜心中(お願いだから…ナレーションに集中して…)