第15章 お祭り!
クロウさんはノアを抱き抱えると、
瞬間移動で近くの山の一番高い木に移動して
更に近くで花火を見せている。
(なんだかんだ言って…親父なんだなクロウさん…)
関心していると今度は沢村が、
ションボリしている魅菜に話しかける。
沢村
「魅菜さん!
俺、人間界では結構稼いでたから金ならあります。
なんでも好きなもの言って下さい!奢りますよー」
(金ならあるって…嫌な奴!!
魅菜は金に興味なんてねぇってんだ!)
魅菜
「でも何かを買うときって人間と話してしまいますよね?」
沢村
「そうだね、話さないと買えないから…」
魅菜
「人間と話すのはご法度と黒さんから聞きました…
だから屋台で買い物…出来ないんです(´・ω・)
沢村さんはクロウさんから聞いてないんですか??」
(やべ…ただのケチ野郎だってバレ……)
沢村
「いや…久しぶりに人間界の物でも食べさせて
喜ばせて欲しいって頼まれたくらいですから……
誰からそんなインチキ吹き込まれたんですか?」