第13章 子捨て妖怪
朝食(何故か合同になった)を一緒に食べながら、
俺と魅菜は親戚家族から怒られている。
おじさん
「なんだね!この味噌汁は!魅菜さん、こたえなさい!」
魅菜
「え?💦…それは…菜っ葉汁です💦」
おじさん
「親戚に菜っ葉汁だと!!ふざけるな!!
親戚には獣汁を出すのが礼儀だろ!作りなおせ!」
おじさんはお椀を魅菜に投げつけた。
魅菜
「:(;゙゚'ω゚'):ひいっ!!」
黒
「危なっ!」
寸前の所で受け止められ、
魅菜にはかからなかったようだ。
魅菜
「…黒さん…ありがとう💦」
(いや、お前は礼なんて言う必要なんてねぇーよ。
それにしても軒下を貸してやったのは別に構わねーけど、図に乗り始めて来たな…)
おじさんの嫁
「なんだい!このヘンテコな魚の煮付けは…
ペッ…臭くて食べれやしないよ!!
料理が作れない女は黒さんが苦労するのよ?
だから…やめておきなさい!こんな人間の小娘は!
それに丈夫な子孫なんて期待できやしないわ!
なあに?その小さなお尻は…
…ゔぅ…死んだお母様が悲しんでおられるに決まってるわ…
…………ん?そうだわ!そうよね!?それが良いわ!
うちの長女と結婚しなさいな黒さん!!」
(嫁さん…それ、俺が作った料理だから…
俺の十八番料理だから!!)