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第11章 視野






「俺は沢村葵(さわむらあおい)って言います。」







何故かクロウさんも私も不死身になった沢村さんも、


床に正座をして3人で向かい合っている。









魅菜
「私は佐藤魅菜です。

この世界には人拐いにあってきました。」










クロウ
「魅菜、その自己紹介やめてくれないかな?

妖怪としてなんか…アレだから…ね?」










魅菜
「え?でも…好き好んで来たって思われたら嫌で💦」









沢村
「え!?拐われて来たんですか?」









魅菜
「そうなんです(´・ω・`)

もう…まったくまったくですよね。」









沢村さんは感じが良いお兄さんで、


話しやすい。







クロウ
「…….…」








沢村
「でも拐われてきたはずなのに、

随分楽しそうですね?」









(え?楽しそう??)









私は自分の頬を触る。









(なにこれ!?)










私の口角があがりニコニコしている。








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