第11章 視野
魅菜
「…ここは…」
クロウ
「崖っぷちのこの十字架がシンボルの墓が俺の家…」
俺の横で動揺を隠せない魅菜。
それもそのはず…墓に連れて来られたんだから…
魅菜
「あの…このお墓……よくアメリカのホラー映画とかで見るような…
お墓じゃないですか?これがお家…なんですか?💦」
クロウ
「家だよ( ◠‿◠ )
さて……どうぞ中へ……」
俺は十字架を横に倒し、
からくり仕掛けの墓石がズレ始め……
魅菜
「(;´д`)うわぁ…」
家の中に続いている階段を出現させた。
"ゴゴォ…"
階段の下から風が吹き上げ、
魅菜の長い髪がフワッと舞い上がる。
クロウ
「転々とランプの光はあるけど、足元注意して。」
魅菜
「はっ、はい!」