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A N I S A K I S .
第10章 3枚のお札
カナ
「父ちゃんの命と…その日の売り上げを天秤にかけたら……
そうしたら…父ちゃんの命より売り上げが大切だって気付いたの。
借金もあるし……」
カナさんはカウンターの内側にある冷凍庫から、
何かを取り出し私に見せてきた。
魅菜
「こ、これは…( ;´Д`)」
カナ
「カエル肉は鶏肉とよく似ていると聞いた事があるわ。
見た目も味もなんて……凄いでしょう?」
カナさんは"微妙"な表情を浮かべ冷凍された"父ちゃんの肉"を見つめている。
魅菜
「( ;´Д`)ぅっ…」
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