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A N I S A K I S .

第10章 3枚のお札






「ねっ💜キミキミ〜💜」









魅菜
「(´⊙ω⊙`)!?」









(えっ!?誰!!?)










聞いた事がない男の声が直ぐ真上から聞こえてきた。










私は…何も無いはずの頭上を…


恐る恐る…見上げた。











「あら〜まっ💜可愛い人間の女の子💜」









魅菜
「きゃっ💦」









その男は、



赤月を背にし暗い空にプカプカ浮きながら



ニコニコしながら私を見下ろしている。








(なんで浮いてられるの!?( ;´Д`)?」








いやいやそこじゃないでしょ!?と自分で自分にツッコミしながら、


不思議な男の人について考える。








黒い作業着の繋ぎを着て…


白い顔に💜のマークがあって…


薄い桃色のミディアムヘアー…


そして……








(腰にカマがある!!:(;゙゚'ω゚'):ひいっ💦)










確実にヤバイ雰囲気だ。











「どうしたの💜?ん💜

そーいや、割烹着凄く似合ってるね💜可愛いね💜」








魅菜
「(;´д`)」









逃げたいけれど、


恐怖で足がプルプルして動かない。








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