第9章 会議
そんな気まずい雰囲気の私とクロウさんの元に、
真っ青な顔をした黒さんが戻ってきた。
クロウ
「…どうかした?」
そんな黒さんにいち早く声をかけるクロウさん。
黒
「クロウさん俺…
案内人の仕事クビになったっす( ;´Д`)💦」
クロウ
「え!?なんで!?
年に1回しか働かなくて良い案内人の役がクビ!?
……どうして?なんでクビになったのさ?(´-ω-`)」
ちゃぶ台に肘をつきどうでも良い感じに聞くクロウさん。
黒
「今回の見合い…ダメになったから…
関係者全員クビにするって………
来年は再編成したチームで人間を妖界に引き込むって!!
クロウさん!俺!モノホンのニートになったっスよ!!
ヒィーーンッ!ヒィーーンッ!!」
(年に1回しかしない仕事がクビ……)
クロウ
「…へぇ〜。それじゃ、再就職すれば良いよ。
毎日働けるようなさ。」
(正論…)
黒
「それは無理です!クロウさん!!
俺はこの家を守らないといけませんっ!
………そうだ!ブスがこの家で暮らすなら、
ブスに働かせるってのはどうですか!!?」