第9章 会議
黒さんの自宅に戻ると直ぐに私の身の振りについて
クロウさんと黒さん私はちゃぶ台を囲んで話し合いが始まった。
話し合いと言っても私は…
2人の前で話すことは無いけど…
クロウ
「返したとしても魅菜が居なくなってから向こうではもう一年近くなる。今更という感じもしなくもない。
それなら…いっそのこと妖怪の繁栄に貢献してもらうのはどうかな?」
(1年!?)
黒
「狼族も年々減ってきているから一日も早く祝言を挙げて…」
クロウ
「狼族が年々減っている?初耳だよ。」
黒
「クロウさんは知らないだけですよ!!
ブス!明日で良いか?祝言は?」
クロウ
「そういうのはもっと厳かにしないと…」
黒
「もしやクロウさん…ブスの事、
気になってんじゃないんすか!?」
クロウ
「魅菜さんは綺麗だから、
そういう関係になれたら良いとは思うが…それは…」