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A N I S A K I S .

第7章 寒い夜





それから数十分後、



お見合い会場に到着した。







私は人力車から降りて、会場の前に立ち尽くす。







何故なら、分かってはいたけれど…


気持ちが悪い妖怪が沢山会場内に流れこんでいたからだ。









「時間です、早く中へ。」









会場の給仕さんだろうか、


中へ入るように声をかけられてしまった。








魅菜
「…はぃ…」








仕方がないので、


私は中へと入った。







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