第6章 眞琴くん
魅菜
「うわぁ〜(*´人`*)」
屋台群の中を歩き出す。
妖怪達の騒めきと、
奇妙な音楽で溢れている。
黒
「おっ!ブスッ!!あそこの店行かね?」
知らぬ間に人間の姿になった黒さんが、
私の腰に手を回し横に並ぶ。
魅菜
「ヒッ!!(;´д`)ビックリした…
もうっ!ビックリさせないで下さいって…」
黒
「おっまえ!マジ鈍感だなw
やっぱブスだわ!!」
(いやいや鈍感とブスは関係ないじゃん!)
魅菜
「…はいはい……
それで黒さん、オススメの着物屋さんて何処なんですか?」
腰に回された黒さんの手を払いながら聞く。
黒
「手…退かすなよブス!
マジアレなんだかんな!ここマジメに危ねぇーんだからな!!
人間ってだけで…なにされるか……」
魅菜
「(・ω・)」
急に真面目な表情になる黒さん。