第1章 出会いは…
放置するなんてそんなこと
私にはできるはずがなく
しょうがなく肩を貸すことにした
*「すみません!家どこですか?!」
?「…ん~? いえ~?」
*「そうです!!」
?「ひみちゅ~♡ ふふ♪」
……
ふふ♪
じゃなくてさぁ!!
*「ここに置いてきますよ」
?「もぉ~、そんな怒んないでぇ?」
イライラするなぁっ
?「そこの角曲がってぇ、まぁ~~っすぐ行けばぁ、俺の家にぃ、とぉーちゃぁーく♪」
ちょっと、この人酔いすぎじゃない?
悪酔い?
性格すっごいめんどくさそう…
とりあえず、連れて行くか…
?「ふふふー♡ ……zzz」
また、寝てるし
この人の体、私より一回りか二回りくらい大きいよ?
重いし…
でも、脂肪とかそういうのじゃないっぽい
筋肉?
……って私は何考えんだっ
はやく、この人家連れてって
帰りたい!!