第3章 これは…
涙、出てきちゃう
ホント、なんでだろ
今まではこんなこと考えても泣かなかったのになぁ
あーもーやだ!!
私は泣いた顔を見られたくなくて枕に顔を伏せる
増「ごめんね?」
*「ん、なにがぁ…」
増「ね、顔こっち向けて?」
*「やだぁー こんな顔見られたくない」
増「お願い」
*「…っ///……」
私が顔を向けると
増「ありがと」
そう言って、微笑んでくれた
やっぱり、好きだなぁ
ダメなはずなんだけど、こんなの我慢するなんて無理だよ
増「さっき、性格のコト言ってたけど、性格なんて相性でしょ?」
*「え?」
増「俺、誰にでも適応できるからさ笑」
*「ほんと?」
増「うん」
*「期待、してもいい?」
増「え?なにを?笑」
絶対わかってて言ってる…
もぅ!!
*「もぅ、貴久なんて知らないっ」
増「えぇ!?」
*「……うそ。」
増「わ、わかってたしっ」
*「ふふ笑」
可愛い
貴久は私の事可愛いって言ってくれるけど
あなたの方が可愛いと思います。はい。