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黒子のバスケ  ~俺の愛する人たちへ~

第15章 嫉妬なんかするわけないのだよ ~緑間真太郎~


香音side

それからというもの、真ちゃんの機嫌がすごく悪い

「ねぇ、真ちゃん私何かした?」

「ふんっ 自分で考えろ!」

「えぇ」

どうしよう、私何かしたかな?
よし、ここは高尾君に相談しよう


「あっそれねぇ、真ちゃん嫉妬してるからだよ」

「嫉妬!?」

「うん」

「最近よく他の男に話しかけられてたでしょ? それに、真ちゃん怒ってんだよ」

「えっ!? どうしよう、なんて言えばいいかな?」

「さぁな、俺かんけーねーもん まっ、そんぐらい真ちゃん香音ちゃんのこと好きってことじゃないの?」

「高尾君ありがとっ」

私は、とっさに教室を飛び出した

「真ちゃん!!」

真ちゃんは、体育館で一人自主練をしていた

「なんだ、香音」

やっぱり、怒っている

「あのね、真ちゃん ごめんなさい!! 高尾君から聞いたのごめんね私のせいで、これからは、真ちゃん以外とはあんまり話さないようにする でも、話しかけられても、好きなのは真ちゃんだけだよ」

真ちゃんは顔を真っ赤にして抱きしめた

「すまない、香音 俺がわるかった」

「ううん気にしないで」
 
そういって、私は彼にキスをした
でも、真ちゃんも嫉妬するんだなぁ
カワイイ

部活頑張ってね 真ちゃん
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