第10章 お菓子よりも甘い君 ~紫原敦~
「はいっ! お疲れさまぁ! じゃあむっ君の大好きなお菓子食べよっか!」
「わぁい!! はやく食べようつか食べるぅ」
そういって私は机いっぱいにお菓子を広げた
出した瞬間むっ君はお菓子を食べ始めた
「食べるのはやっ!?」
「えぇぇだって、おいしそうだったんだもぉん かのチンお菓子のセンスいいよねぇ」
「お菓子のセンスって何?」
私はあきれながら言った
「うぅんでも、もうちょっと甘いのがよかったなぁ」
「えっ!? ごめんねむっ君! 次はちゃんと甘いの用意するね」
そういうと、むっくんは
「あっ、でも甘そうなの見つけたぁ いただきまぁす」
そういうとむっ君は私の唇にむっ君の唇を重ねた
「ふぇ!?」
私はなさけない声で唖然とした
「えへへ ごちそうさまぁ」
「もう、むっ君! 許さないよぉぉぉ!!!!!」
「まぁまぁかのチンごめんねぇ」
「絶対反省してないでしょぉぉ!!」
こんなむっ君でもずっと愛してるよ