第6章 日曜日の秘密(色松)
ぼくは勇気を出して言うことにした。独り占めさせてほしいと。
「どうしたんだ?一松。急に公園なんて呼び出して……」
「あのね……カラ松のこと、ぼくに独り占めさせてよ。それで……カラ松もぼくのこと独り占めして?」
そう言うとカラ松が笑いだした。
「な、何笑ってんだよ!」
人がせっかくなけなしの勇気を振り絞って……
「いや、オレはとっくに一松のこと独り占めしてたと思ってたんだがな。」
「えっ!!」
「届いてなかったみたいだな?」
「うぅ……ごめっ」
そこで言葉が途切れたのはカラ松の唇がぼくの唇に重なったから。
「んんんー!!(こんなとこでやめろ!)」
「ん?」
「んあっ!?」
信じらんねぇ……舌まで入れてきやがった……。
「んんっ……はっ……あ……」
ぼくはカラ松の胸を叩き続ける。
「ぷはっ」
やっと唇が離れた。
「っ!何考えてんの!?こんな所で!」
ぼくはカラ松の両方のほっぺたを引っ張った。
……顔赤いのバレたくなかったから。
するとカラ松はてれかくしだとわかったのか笑っていた。