第9章 飼育2*
「まぁね。俺の審美眼はまだまだ現役だな!良かったな賢哉、夢のリア充ライフだぜこれから。」
「奴隷って言ってたくせに…」
「恋人も奴隷も同じだってー。特に沙里ちゃんとか、教え甲斐の塊だぜ?」
「…飼育でもする気かよ。」
「お、いいなそれ。」
律人はナイトスタンドに置いていたスマホを手に取り、ちゃんと動画が撮れているかどうか確認してニヤリと笑う。
まだ足りないと沙里にカメラレンズを向け、二人はシャッター音を響かせた。
パシャ、パシャ…
存分に女を嬲った男達は、ケラケラとスッキリした顔で沙里の無様な姿をカメラに収める。
精液を垂れ流す後孔も、秘裂も…敏感に勃ち上がった乳首も。
「明日は日曜だし、沙里ちゃんから連絡してくれるかなぁ?」
「…するだろ。」
「だよな!よっしゃ今日はゆっくり休むぞー。」
沙里のDMに彼女の裸写真を送り付け、適当な脅迫文を添える。
彼女の家を出てから数時間後……意識が戻ったらしい彼女から返って来たメッセージに、男達は口の端を歪めた―――――