第1章 愛の証*
「ヒィんッ!あああっーーーー!」
玉のような汗を二人で流し、亀頭が子宮口をこじ開けて奥に侵入する。
ブルリ…大きく脈打った陰茎が全体的に膨れ上がり、律人の背が戦慄した。
そして、迸る白濁を注ぎ込む。
未来の妻ではない人の子宮へとーーーーー
「おめでとう!」
「末永くお幸せに!」
「二人ともお似合いだよ…!」
「良かったね!」
鮮やかなステンドグラスの光が差すチャペルの中。
律人と美貴を取り囲み、祝福するゲスト達。
だけど、沙里だけが知っている。
『俺が好きなのは沙里だ…君に愛を誓うよ…』
そう。
彼は昨日、沙里に永遠の愛を誓ったのだ。
結婚相手を差し置いて、式の前夜を熱く過ごしたことは決して忘れないだろう。
未だに体の奥で熱を灯し続ける、彼の真っ白な愛の証。
そっとお腹に手を当て、微笑んだ。
私も愛してるわーーーーーーー