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【短編集】My Favorite【R18】

第3章 罪じゃない○


兄貴がさっきイッたから、直腸が俺をハチャメチャに搾り込んでくる。
たまらずピストンを速めると、卑猥な音が部屋を満たした。

ガチガチに勃起した俺も限界が近くて、腹の中で渦巻く快感に脳が痺れる。

生殖器が焼けるように熱い。
狂いそうな快楽に身を任せ、俺も兄貴の後を追って白濁をぶちまけた。

「くッ…!」

「んぁ、あ…!」

出された感覚に兄貴の体が震え、収縮する腸壁が俺に絡みつく。
俺は射精の余韻に浸り、ゆるゆると腰を揺らして弛緩するナカを味わった。

「はぁ…いつもより出たかも。兄貴大丈夫か?」

「大丈夫…多分。」

息切れした兄貴のナカから萎えた俺を抜き出して、すぐにティッシュを手に取った。
布団に垂れた白い汚れや、それ以外の汚れを拭き取り、二人でベッドに寝転ぶ。

変哲の無い天井を見上げて、俺たちはボーっとした時間を過ごした。

「今度いつヤるよ。」

「家に誰も居ない時。」

「えー…もうさ、居てもお構いなしに行こうぜ?」

「律人お前、マジで強すぎだろ…」

「いいだろ?じゃないと兄貴が我慢できずに、」

「あー!分かった分かった。」

内心、よっしゃーってガッツポーズをする。

でも、どうして兄貴とヤるようになったんだっけ…?

まぁいいや。

別に、罪じゃないんだし――――――――
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