第12章 過去
未紗「お姉ちゃん。もう大丈夫なの?」
『うん。ごめんね。未紗。心配かけて。』
未紗「私の方こそ、気づいてあげられなくて。」
『もう大丈夫だから。』
未紗「よかった。」
『あのね、未紗・・・。』
未紗「何?お姉ちゃん。」
『さっきね、たっちょんがご飯作ろうとして・・・。キッチン使ったんだけど・・・。』
といい、未紗はキッチンを見る。
未紗「何これ、大倉さん・・・。」
大「はっはい・・・。」
未紗「片付けるから・・・。手伝ってください。」
といい、大倉は有無をいわさず片付けさせられた。