第4章 テンテコ舞い
深刻な状況ではなかったけれど、
一歩間違えたら死んでいたかも知れない…
日中も夜中も何回か様子を見に来ることに決めた。
星野
「…ッ……」
佐藤
「…(・Д・)…」
星野さんが目を覚ました。
星野
「……美奈さん……?」
目がまだ虚ろな星野さん。
佐藤
「はい美奈ですよ。大丈夫ですか?」
出来るだけ星野さんに寄り添い耳を傾ける
星野
「…すまない…迷惑をかけて……」
佐藤
「そんなこと……
気にしなくて良いんですよ。
ふふっ…星野さんは優しいんですね…
私は女中ですよ?沢山こき使ってください(*´ω`*)」
星野
「……ありがとう」
そう言うと星野さんは安心したようで、また眠ってしまった。
佐藤
「また来ますね…おやすみなさい。」
私は星野さんを起こさないように、そっと部屋を出た。