第28章 新しい選択
私は、
橋の上から川を見下ろしながら思考停止。
佐藤
「………」
?
「あれ、美奈?」
佐藤
「?」
名前を呼ばれ視線を声のする方へ向けると、
篠原
「やっぱり美奈じゃん。
どうしたんだよ、こんな所で…?」
篠原さんも礼服を着ていた。
佐藤
「篠原さん…(´;Д;`)」
別に泣くつもりは無かったのに、
私はついに…泣き出してしまった。
篠原さんの冷たい声でも…今は…
篠原
「( ;´Д`)え…え!?」
佐藤
「シクシクシク…シクシク……」
篠原
「おっ、おい!泣くなって!!
ほら…通行人に見られてるから!!
ちょっ…移動しよ!移動!」
篠原さん、
泣く私が恥ずかしいのか手を引き
私を橋の下へ誘導する。