第21章 山崎退のプロポーズ
佐藤
「え?」
ある昼下がり、
事務所の掃除に入ると事務員の隊士さんが私宛の郵便物を渡してくれた。
事務隊士
「珍しいな美奈宛に手紙なんて。」
佐藤
「え…失礼…(・ω・)
でも確かにそうですよね。」
私は手紙を受け取ると差出人を確認するけれど
名前とか一切書かれていなかった。
(誰からだろう…)
気になるけど仕事中だから中を確認せずに胸元にしまった。
事務隊士
「そーいや、お前、来た時より垢抜けてねぇーか?
まさか……男に抱かれたか!?江戸の男の味を知ってしまったか!!?」
佐藤
「江戸の男の味を知ったって……
嫌な言い方しないでくださいってば、
セクハラで訴えますよ〜(´・Д・)」 」
毎度のセクハラ…いい加減、土方さんに密告しようか悩んでいる。