第13章 山ちゃん本気を出す!PART③
感動の告白から1時間…
俺は佐藤を担いで旅館に戻っている。
(呑ませ過ぎちゃったかな…)
お酒好きで…の言葉を聞いて好きなだけ呑ませたのは良いけど、
止まらない止まらない!!
最後は俺が心配になって止めた。
山崎
「でも…こんな夜も悪くないな…」
これは憶測だけど、きっと…
夜も呼び出しがあるから飲酒を"我慢"していたに違いない…
佐藤
「や…退さん……」
山崎
「ん?」
(寝言?)
佐藤
「きっ……」
山崎
「木?あー、もう葉桜だけどライトアップされてて綺麗だね」
佐藤
「気持ち悪い……」
山崎
「え?気持ち悪い??
えーーー!?大丈夫!!?((((;゚Д゚)))))))」