第13章 山ちゃん本気を出す!PART③
佐藤
「山崎さん…
私って山崎さんのなんなんですかねー?(*´ω`*)」
山崎
「そうだね…」
美奈
「分かりました!美奈は分かりましたよー!」
急にテンションが高くなる美奈さん。
山崎
「なっ、なに急に!??」
佐藤
「美奈は山崎さんにとって都合の良い女中なんですよね!?」
山崎
「ちょっ!なにその言い方!(・Д・)!
ビックリなんだけど!!!」
佐藤
「…だって…土方さんのマヨネーズを買いに行かされたり、
恒道館道場に近藤さんを迎えに行かされたり…
女中の仕事以外の事も…ヒック…依頼してくるじゃないですかー?
もー、絶対にあげませんよ!…あたしの身体は!!」
山崎
「なに最後の一言!!」
(確かに、頼み過ぎてたかも…
今まで不満に思っていても黙っていたんだな。)
佐藤
「でも…山崎さんに頼まれると嬉しくて…
つい頑張っちゃう自分がいて……」
急にしょんぼりする美奈さん。
山崎
「そうだったんだね…
ごめん、なんでもかんでも頼ってばかりで…
言われなきゃ気づけなかった(;´д`)」
佐藤
「ふふっ…(*´ω`*)」
山崎
「…きっとこれからも頼る事が多くなると思う…
仲間としても"恋人"としても…
それでも俺の側に居てくれる?」
さり気なく何度目かの告白をした。