第12章 山ちゃん本気を出す!PART②
佐藤
「僕…駄目だよ。
ちゃんとお兄さんの話を聞こうね。」
そんな子供に押され気味の俺を見兼ねて、
美奈さんが口を開いた。
子供
「…う、うん…」
子供はあっさり美奈さんの言う事に頷いた。
(なんだよ、コイツ(-_-))
佐藤
「まだ食事中の人が居るから、
走ったりしたら危ないし、
せっかくのお料理にゴミが入ってしまうの。
もう少し、我慢して座ってられる?」
子供に分かりやすく、
ゆっくり話す美奈さん。
子供
「ちぇっ…分かったよ!!」
山崎
「ちぇっ…じゃねぇーだろ(-_-)」
子供は俺の腕から脱走すると、
親の近くに座り座って遊べるゲームを始めた。
(やれやれ…)
その姿をみて一安心していると…
美奈
「ふふっ…さっきの退、
本当のお父さんみたいだった(*´人`*)」
山崎
「え?俺からしてみれば…佐藤の方が…」