第9章 301号
佐藤
「あっ…ごめんなさい…
わたし、山崎さんの頭のところにフェイスタオル置きっ放しでした…
寝づらいですよね(;´д`)今、どかしますね…」
暗さにあまり目が慣れて居ないから分からないけど、
多分…美奈さんは今…
俺の側で手探りでフェイスタオルを探している。
佐藤
「あれ…すみません…ちょっと…あれ………」
なかなか見つからないみたいだ。
山崎
「………」
俺は、
顔のすぐ横にあるフェイスタオルを
美奈さんに気づかれないようにベッド下に投げ捨てた←いじわる
佐藤
「すみません…あれ?確かここら辺に…あれれれっ…(;´д`)」
(困ってる困ってる…)
山崎
「美奈さん…」