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真選組観察方筆頭山崎退と女中のメイキングラブ
第6章 砂城
着替えると、
小窓がある牢ではなく
本当に光も何もない四方がコンクリート壁の牢に入れられた。
(寒い…)
まだ春先…
こんな格好は寒くて辛い。
牢の担当隊士
「俺の名前は安堂…
長い付き合いになるかもしれないし、
短い付き合いになるかも分からんが宜しくな。」
鉄格子越しに私に話しかけにきた。
佐藤
「……宜しくお願いします。」
安堂
「日に何回か見回りに来るから、
何かあったら気軽に言えよ。」
(寒いです…)
なんて言うわけにもいかず、
私は頷いた。
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