第46章 ガチバトル
佐藤
「退さん、もういいです。
ミツさんの事を第一優先にしてください…
今は大事な時期なんですから。」
そういうと佐藤は、
布団でゴロゴロしていた彩を抱き上げた。
山崎
「でもそれじゃ…」
佐藤
「お願いがあります。
この家は私達に譲ってくれませんか?
彩を連れて家探しは厳しいとと思うので……」
ミツ
「お安い御用ですよね!退さん!!
こんな家、いくらだって貴女に譲るわ!!」
佐藤はミツさんに頭を下げる。
山崎
「なんで!?」
佐藤
「ミツさん、退をどうぞ宜しくお願いします…」
ミツ
「貴女に言われなくても分かってますから…
退さん、行きましょう!」
山崎
「いかねぇーよ!」
俺はミツさんから離れ佐藤の側に…
佐藤
「行って下さい!退さん!!
そしてミツさんを守ってください!!」
山崎
「…ッ!!」
佐藤
「そして二度と私の所に来ないで下さい!」