第1章 合同面接
"ガラガラガラガラッ…"
隊士さんが戸を開けてくれた。
佐藤
「 (・Д・)!! 」
私は驚いた。
客間には数人の年代が様々な女性が既に座っていたからだ。
?
「あれ?もしかして美奈さん、集団面接のこと聞いてなかった?」
焦る私に気が付いたのか隊士さんが話しかけてくれた。
(聞いてない…(;´д`)
雇ってくれるって言われたから…このまま働けるかなっと…
集団面接なんて聞いてないよ…どうしよう…(汗))
大泣きして良いなら、
子供のように大泣きしたいくらいだ。
佐藤
「…はぃ…」
消え入りそうな声で返事をする。
?
「え"っ!?マジで??」
(マジです…帰って良いですか…(´;Д;`)?)
人見知りな人なら同感してもらえると思うけど、
人前で競うように自分の良い所をアピールするなんて
奇跡が起きない限り不可能だ。