第4章 テンテコ舞い
土方
「ん?美奈どうした?
そんなところでボッーと突っ立って。」
佐藤
「(´⊙ω⊙`)」
気付かれてしまった。
佐藤
「あ……はぃ……
あの…今日の業務は終了させていただきます…
ありがとうございました。」
土方
「あぁ…ご苦労。」
佐藤
「……あの!土方さん……!!」
そう口を開いた瞬間、
暗い廊下の向こうから…
日中篠原さんと一緒にいた見知った隊士さんが、
私に向かって歩いてきた。
佐藤
「((((;゚Д゚)))))))」
土方
「ん?どーした?」
佐藤
「あっ…いぇ(;´д`)
あの…寝込んでいる星野さんの様子をみる為に、
夜中に隊士さん達の寝所に入らせてもらっても構いませんか?」
土方
「星野そんなに酷いのか?」
佐藤
「…いぇ…
まだ体調が不安定なので…」
土方
「そうか…それなら構わない…が、
寝所へ行く時は必ず女中服で頼むぞ。」
佐藤
「はい、分かりました….…」
話をしながら廊下の向こうを確認する
まだ、あの隊士さんが立って私の様子を見ている。
((;´д`))
佐藤
「それでは私は…」
足早に自室へと戻った。