第7章 卒業
「…こっちに来て」
「……、」
家に着いてすぐ、半田くんと2人でシャワーを浴びた。
そして体にバスタオルを巻き、彼の手を引いて寝室へ移動する。
結局今夜も半田くんと過ごす事にした私。
彩香に「やっぱり合コンには行けない」と言ったら、「今度高いディナーにでも連れて行ってよね」と返されてしまったが。
「今日はいっぱいご奉仕してくれるんでしょ?…全部半田くんに任せる」
「…先輩……」
そう促せば、彼がやんわり私をベッドに押し倒してくる。
初めにされたのは意外にも優しいキスだった。
「ん…、」
まるで恋人同士の戯れ…
彼の首に両腕を回すと、触れるだけだったキスが少しずつ深いものへと変わっていく。
「はっ…、ん……」
昼間とは違い、私も積極的に舌を絡ませる。
彼がキスを覚えたのもつい最近の事だったが、それでも私を夢中にさせるには十分だった。
「胸…触ってもいいですか…?」
「…今日は半田くんに任せるって言ったでしょう?」
遠慮がちに言ってくる彼にそう返す。
彼は私のバスタオルを取ると、やわやわと両胸を揉んできた。
「ホントに綺麗です……先輩の胸」
うっとりした表情でそう呟く彼。
その瞳は熱を孕み、呼吸も少しだけ荒い。
「ねぇ……舐めて?」
今日は彼に任せると言ったそばからそうお強請りしてしまう。
それだけ私の興奮も高まってきた。
「ぁっ、ん…」
私が告げた通り、彼が胸の先端に舌を這わせてくる。
初めはチロチロと舐めていただけだったが、そのうち口内全体で愛撫され堪らなくなって腰を揺らした。
「んぅっ……、は…っ…気持ちイイ……」
「…先輩……」
「もう我慢出来ないの…っ…、こっちもして…?」
「っ…」
そう言って誘うように両脚を開く。
ごくりと唾を飲み込んだ彼は、私の足元に移動し秘部へ顔を近付けた。
「はぁっ…、先輩の……ひくひくしてて…すごくやらしいです…」
「んっ…」
彼の吐息が掛かるだけでびくっと腰が跳ねてしまう。
我慢出来ないのは彼も同じだったのか、初めからしゃぶるようにソコを愛撫してきた。
「ぁっ、ぁっん……半田くっ…!」
じゅるじゅると音を立てて啜られる愛液。
陰核を指で弄る事も忘れず、彼はどんどん私を追い詰めていく。
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