第3章 奉仕

「はぁっ……すごく気持ち良かった…」

「……、先輩…」

半田くんの頭をイイ子イイ子と撫でてみる。
こうしていると、本当にペットでも飼い始めたような気分だ。


「でも…まだ終わりじゃないよ？」

「…え……？」

「今度はココに指入れてみて？」

「っ…」

彼の手を取り、熱くひくついている穴へと誘う。
私はずぷりと彼の指を自分の中へ埋めた。


「ぁっ…、」

久しぶりの感覚…
指を動かしてもらうよう促すと、恐る恐る彼が指を抜き差しさせる。


「半田くん…っ、…どう？私の中は…」

「っ…、すごく熱くて……俺の指締め付けてきます…」

そんな実況をしてくる彼の呼吸はさっきよりも荒い。
私の痴態を見て興奮してくれているのかと思うと嬉しくて、こちらの気分もどんどん昂ってきた。


「ねぇ…もっとくちゅくちゅして？少しくらい乱暴にしてもいいから…」

「ッ…」

挑発するようにそう言えば、私の体をベッドに倒す彼。
そして従順に私の言う事を聞き、さっきより大胆に指を動かしてくる。


「んっ…、気持ちイイ…」

「はぁっ……先輩…っ…」

「ぁっ…！」

指を抜き差しさせながら、彼はさっき覚えた私の好きな場所…敏感な芽をしゃぶるように激しく舐めてきた。
気持ちイイ所を同時に攻められ再び昇りつめる。
…本当に彼は、こっち方面の才能を開花させてしまったのかもしれない。


「それ…っ、好きぃ…っ…」

はしたなく腰を揺らし自分でも快感を得る。
いつもお説教している後輩にこんな事をさせるなんて…
その背徳感すら今は興奮材料になってしまって。


「ぁっ…、またイっちゃ…！」

そして私は呆気なく２度目の絶頂を迎えた…





「ふふ…半田くんもずいぶん興奮してるね」

「っ…」

ズボンの上からでも判るくらい主張している彼の下半身。
ソコを足の指で上下に撫でてみせると、吐息を零した彼が期待に満ちた目でこちらを見つめてくる。


「…でも今日はここまで」

楽しみを一度に味わってしまうのは勿体ない。
彼はあからさまにガッカリしていたが、その表情がまた何とも言えなく私の加虐心を煽る。


「…私の気が向いたら、また続きしてあげる」

耳元でそう囁くと、彼は小さな声で「はい…」といじらしく返事をした…



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