第1章 道端での鳴き声は…。
お昼過ぎ…。
猫『みゃぁぁ!みゃぁぁ!』
『あっ!起きたみたい!!』
学秀『なら、念のため今から病院へ行こう。』
カルマ『さっきより元気そうじゃぁーん。』
私たちは動物病院へ行く。
受付『では、こちらの用紙に記入の上、提出して下さい。』
『あの…実はさっき拾ったばっかりで…。何も分からないんです。健康状態に問題がないのか診て頂きたいんですけど…。』
受付『分かりました。では、名前だけ記入して下さい。』
学秀『この猫のか?』
カルマ『名前…ねぇ。』
『………みゃあで!』
学秀&カルマ『…………(単純すぎるだろ!!)』
受付『では、みゃあちゃんの診断をしますのでしばらくお待ち下さい。』
学秀『…おぃ、ほんとにいいのか?名前…。』
カルマ『ま、いぃんじゃない?可愛いじゃん。みゃあって…笑』
『何で笑ってるのよぉ!カルマ。って学秀もなんか笑ってない?』
学秀『いや…別に…。フッ…。』
『ほら、やっぱり笑ってるぅ。いいもん。みゃあは気に入ってくれると思うし。』
それから10分後、みゃあが出てきた。
受付『先生いわく、少し衰弱があるようですが、健康状態に問題はないようです。
まずは栄養のあるモノを食べさせてあげて、身体をキレイに洗ってあげて下さい。
仔猫のうちは体温調節も苦手なので、夜はあまり冷房をきかせ過ぎずに温かくしてあげて下さいね。』
私たちは動物病院を出る。