第3章 学園祭の準備。
体育祭が終わる頃、みゃあは少し大きくなった。
今から学園祭の出し物を決める。
学秀『ではまず、僕と一緒にこのクラスを引っ張っていくリーダーと補助を決めたいんだが、僕から推薦がある。
まぁ、僕と一緒にクラスをまとめるリーダーになってくれ。』
『えっ!私でいいの?』
クラスのみんなも私を応援してくれる。
学秀『じゃあ次に、力仕事や雑用も手伝ってくれる補助なんだが…。』
カルマ『俺、やるよ!』
珍しくカルマが手をあげる。
学秀『…いいだろう。では、次に出し物なんだが、何かいい案はあるか?』
私は黒板に意見のあった案を書いていく。
・お化け屋敷
・ダンス
・カフェ
・バザー
学秀『では、多数決を取る!』
多数決の結果、カフェに決まった。
だが、ただのカフェではこの椚が丘の学園祭では客寄せは難しい。
斬新で、客が興味を引くような何かが必要だ。
『あの……。ネコカフェ、やりたい!!』
カルマ『あぁ〜。言っちゃった…。』
私の案にクラスメイトはノリノリで話が進む。
学秀『赤羽…まぁはやはり、みゃあの影響なのか?。』
カルマ『それしかないでしょ〜。はぁ…。俺たちが猫役でしょ?ってことは、まぁも猫役だろうし…。あんな可愛いネコ、俺だけのものにしたいよぉ。』
学秀『……まぁがネコに…。』