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色松恋物語

第8章 賢者ターイム!!


〜カラ松side〜

イッツ賢者ターイム!!
何やってんだオレは……。
あんなに無理やりヤろうとして……。
あぁー!!一松に嫌われたよな……。
久しぶりにクソ松って呼ばれたし……。
チョロ松が来なかったらと考えるだけでゾッとする。
オレの頭に浮かんだのは、おれの下でただただ涙を流して嫌がる一松。

「ごめん……ごめんな一松……」

こんなの直接言わなきゃ意味が無いと分かっているが自然に口からこぼれた。
その時、後ろから声が聞こえた。

「追いかけなくていいの〜?」

おそ松の声だ。
……見られてたのか?

「あ、見てないからね?ただ、一松とお前見てるとそんな感じかなって。もしかして押し倒しでもしちゃったんじゃないの〜?」

なんで分かるんだ……。
しかも心読まれた気がするし……。

「なんでそう思うんだ。」

「んー?長男だから?」

関係あるのかそれ……。
絶対無いだろ。

「ま、俺が言えるのはコレだけ。早く追いかけたら?嫌われたくないんでしょ?」

「……。ああ!」

オレは猛ダッシュで外へ向かった。
どこにいるのか分からないけど、ただひたすらに路地裏を回って行く。
気づいたらもう暗くなってきていた。

「……もう流石に家にいるか?」

暗さからして七時頃だろう。
チョロ松がそんな遅くまで外にいるわけないし。
……帰るか。


「あ、カラ松兄さん帰ってきた!!今日兄さんの大好きな唐揚げだよ!」

ドアを開けると十四松がいた。
唐揚げ……か。

「マミーの唐揚げは世界一だからな!!」

そう言って机の周りに座る。
すると一人分だけ空いていた。

「……一松は?」

そう聞くとトド松が答えてくれた。

「あー、一松兄さん具合悪いんだって。だから、上で寝てる。」

「あと、カラ松に伝言。
『上に来ないで』だって。なんか心当たりないの?」

あー。心当たりしかない。

「……上行ってくる。」

そう言って立ち上がろうとした時思いっきり引っ張られた。

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