• テキストサイズ

【暗殺教室】僕の専属使用人

第1章 変わらない朝は突然に…。


『あの…よろしくお願いします。』

学秀『緊張してるのかい?突然の転校だ。無理もないよ。でも大丈夫。僕がサポートするから。』

僕は普段他の生徒に接するように仮面を被った優しい口調で彼女に話しかけた。

『浅野君…でいいのかな?

理事長先生の息子さん…なんだよね?』


学秀『あぁ、そうだ。それがどうしたんだい?』


『いえ…何でも…。』


僕は少し疑問を持ったが、教室に着いた事もあり、すでに揃っている他のクラスメイトに彼女を紹介する。


学秀『みんな、今日から僕らと同じA組に転入してきた桃宮まぁさんだ。

しばらくは僕が付きっ切りで授業のサポートや、学校の案内をする。

よって、しばらく席は一番後ろの席を借りる。

みんな、宜しく頼むよ!』


A組生徒『よろしくな!』『お前も今日から俺たちと一緒の優等生だ!』

『しっかり浅野君の言う事聞くのよ!』『勉強頑張ろうね!』

次々に投げかけられる言葉に会釈しながら浅野君と私は一番後ろの席に座る。



学秀『ではまず、前の学校の教科書とノートを全て見せてくれ。学校によって進み具合や範囲が少しずつ違う。

それによって教える範囲が変わるからな。』


私は浅野君に教科書とノートを渡す。

それを丁寧にめくり眺める浅野君を私はじっと見つめた。
/ 81ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp