第24章 甘い朝食。
二階から降りてくると制服姿にピンク色のエプロンをしたまぁが朝食を作っていた。
『お兄ちゃん、、おはよぉ!今日ホットケーキにしてみました。ハチミツは自分でかけてねぇ〜!』
そう言って俺用に甘いカフェオレを入れてくれている。
お兄ちゃん…か。
昨日の事が夢だったかのような気さえする。
カルマ『ありがと。いただきます。』
美味い…。ホットケーキを一口食べた途端、急に胸に込み上げる。
『お兄ちゃん、早く食べないと遅刻だよー!』
カルマ『はいはい。』
切り替えよう。昨日、確かに俺たちの気持ちはつながった。だから、今日からまた、兄と妹。
まぁとの約束だ。ちゃんと守ろう。
俺はカフェオレとホットケーキを完食し、準備を整えた。